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2021.01.29

異職種からの転職!書類選考や面接で成功するアピール方法

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異職種からの転職!書類選考や面接で成功するアピール方法

今の業種に不満を抱えている、ないしは自分の業界の先行きが不安…そんな時、ふと別の業種に強く惹かれることはありませんか?

今回解説していくのはそんな「異業種からの転職」のメソッド!キャリアや業界による実績もそのままでは通用しない異業種は当然同業種への転職より難しいですが、上手く成功させれば人生の第二ステージを歩めます。

異業種からの転職はゼロからのリスタート

前職でキャリアを積み上げてきた方、専門的なスキルをお持ちの方が陥りがちなミスの一つに「キャリアへの固執」があります。もちろん、前職での経験や実績を次の業種で生かすことは大切なのですが、企業側からすれば異業種から来た人というのはその業種での実績ゼロの状態。

いくら前職で成果を挙げていたとしても、その全てを評価してくれるとは限りません。応募側が企業への自己PRを欠かさないのは大切ですが、同時に自分はゼロの状態だという謙虚さを持つ事も大切です。

書類選考で大切なのは具体的な理由

異業種からの転職で書類選考落ちしてしまう原因で多いのが、「その業界で働きたい」「業界への憧れがある」といった熱意を中心に綴られているケースです。実はこれ、転職者が20半ばほどの若手であれば、ポテンシャルによって熱意を評価されて通るケースもままあるのですが、中堅の転職者の場合はそうはいきません。

何故なら、企業が中途採用で求めるのは即戦力であり、会社に貢献してくれる人物だからです。そこで彼等が注目するポイントは大きく分けて二つ「何故その業界で働きたいのか」「応募者のキャリアやスキルが会社にとってどう役立つのか」になります。

無論、熱意を伝えるというのは相手に一緒に働きたいと思わせるために大切なことであり欠かせない要素ですが、それと同時に自分が具体的に何をできるのか、どう貢献していきたいのかをイメージして書きましょう。

異業種からの転職の強み

ここまで散々異業種からの転職は厳しいとお伝えしてきましたが、次は異業種だからこその強みを述べてみます。それは業界の常識や一般論を知らないということです。

これはデメリットでもあり、同時に裏返すことでメリットともなり得る部分です。当たり前や慣習に左右されないというのは同時に客観的な視野を持つということ。既存のシステムの欠点や改善点、思いもよらぬ発想やアイデアを生み出せるというのは、異業種から転職した人物ならではの強みとなるでしょう。

こういった要素は同業種からの転職者というライバルと差を付けるポイントにもなるので、意識して自己PRに取り入れてみてもいいかもしれません。

面接時のありがちな質問とその対策

異業種からの転職の場合、面接官とのやり取りで特に大切になるのが「謙虚さ」と「具体性」のこの二つです。

例えば、面接官からあなたの課題はなんですか?と尋ねられたとしましょう。この場合の適切な回答は、業種における経験値が少ないことを真摯に受け止め(謙虚さ)、どう改善していくか伝える(具体性)ことです。業務経験が浅い場合、どうしても入社後すぐに自分が業務に生かせる強みをアピールすることは難しくなります。そこで大切になるのが、仕事をする上での自分のポテンシャルと自分にある課題を明確に把握し、解決していくという姿勢です。

また、最も多くかつ具体性が大切になる質問に「どうしてこの業種を選んだのか?」という問いかけがあります。ここで、業種への憧れについて熱くなって語るのは良くありません。こちらが答えるべきなのは「応募先の企業を自分が選択した理由」や「前職との関係性や繋がり」です。

企業は異業種からの転職者をふるいにかける際に、まず「単なる憧れで応募していないか」を見極めようとします。
そこで相手企業をチョイスした理由や、自分がどのように携わっていきたいのかという返答が即座にできると大幅な印象アップが見込めます。

異業種からの転職がしやすい企業の見極め方

異業種からの転職をする際、下記の条件に当てはまる企業は狙い目と言えます。

・将来性があり、現在成長中の企業(ベンチャー、中小など)
・新しい事業を展開する予定の企業
・希望退職が多い業界

大手優良企業などは、殆どが他社の希望退職者などから採用を取るため、そもそも応募をオススメしません。逆に中小やベンチャー企業などは攻めの姿勢が強く、また人手を求めているケースも多いので十二分にチャンスがあると言えるでしょう。

また、異業種からの転職者に対して採用を積極的に行う業界や、逆に敬遠するきらいが強い業界もあるのでこちらもご紹介します。

〇異業種からの転職に寛容な業種
・メディア・サービス・建設・不動産・医療関係・商社 など

〇異業種からの転職が難しい業種
・IT・メーカー・金融 など

転職というのは大きなチャレンジであり、人生の転機とも呼べるイベントですが、特に異業種への転職というのは輪をかけてハードルが高く感じられるものです。この記事が少しでも他の業界に挑みたいという方の助けになり、このハードルを超えるための踏み台となれば幸いです。

また先程も述べた通り、「単なる憧れ」が理由で転職活動に臨んだ場合、まず書類選考や面接で落ちてしまうか、運よく入社できたとしてもその先ですぐに躓きかねません。
異業種の転職を考える場合、まずは自分の動機と向き合い、どうしてその業界に入りたいのか自問自答から始めてみるのがいいかもしれませんね。
アドバイスが必要な場合はアルキャリのキャリアアドバイザーまでご相談ください。