転職に自信がない人必見!キャリアアドバイザーに聞く自分の強み発見方法!
転職の記事を見るといつも書かれている「これまでの経験をどう次の会社で生かせるのかRPする」「スキルの棚卸しをしっかりと行う」という文言。
面接での自己紹介や職務経歴書の作成にもこれらは重要なファクターになりますが、そもそも「自分にそんな大層な経歴はない」「特筆すべきスキルがない」と考えてしまい、最初の一歩が踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
ですが、ご安心ください。長年仕事をしてきたのなら「何も実績やスキルがない」なんてことはありません。
今回はそんな「自信が持てない人たち」に向けた、オススメの転職活動スタイルをご紹介していきます。
20代の転職の場合はそもそもスキルに大した期待はされていない
転職=スキルや経験必須、という考え方は間違いです。20代程の若い転職者の場合は、そもそもスキルは求められていません。強いていうなら、社会人としてのマナーぐらいでしょうか。
一部の月給50万オーバーのベンチャー企業や外資系企業といった例外を除けば、そこまで身構えずに転職に臨んでいいと言えるでしょう。
30代以上の場合、未経験のハードルは少し上がる
31歳までは未経験でもよほどのことがない限りは転職が可能です。
32歳以降となると、応募先の企業にアピールできるようなスキルがなければ転職はやや難しくなってきます。
特に技術職などの経験が重要となる職種は転職のハードルが高くなりますが、実は品質管理や図面処理を行う設計部門といった、技術職でありながら事務作業が多い部署ならば未経験でも採用される可能性が高いです。
特に文系の方の場合、事務作業が多い仕事を狙うと理系とのギャップをそこまで感じずに済むでしょう。
スキルの問われない業界ならば転職しやすい
製造業、運送、設立されたばかりのITベンチャー企業など、スキルを問われない業界ならばスキルセットが用意できずとも転職できる場合があります。
また、大企業ではなく、中小企業の場合ではスキルが可視化されていないことも多く、スペシャリストを育成している大企業より職種の垣根が低いこともあります。
未経験の転職は慎重に行わないと後悔する
ここまで、未経験でも転職しやすい条件を紹介してきましたが、転職活動においてのゴールは「転職すること」そのものではありません。
結局、転職をしたところで、その結果自ら望むものを勝ち取らなければ意味がないのです。
転職を急いでいる人、特にそれが外的要因によるものの人は一度落ち着いた方がいいでしょう。
転職後後悔する人の特徴
・今の仕事を辞めたい以外に理由がない
・やりたいことと適性が合わない
・転職理由を他の人(事)のせいにしている
自分のスキルを転職エージェントに診断してもらうという選択肢
ここまで「未経験でも」という切り口で話して来ましたが、その前に本当に自分にスキルがないのかどうか確認しておくのも一つの手です。
自分の長所というのは案外自分では把握しづらいもの、転職エージェントやキャリアアドバイザーなど、外部からプロに見てもらうことで、より正確で客観的な自己分析ができます。
転職活動において、自信満々で面接に臨む人はごく少数でしょう。特に初めての転職であれば、自信がないのは当たり前。最初は当たって砕けることも想定して、やれるだけの行動を起こしてみましょう。
なにより、「自信の無さ」が「行動しない理由」になってしまい、時間だけ過ぎていくのが一番勿体ないことです。ひょっとすれば、エージェントのアドバイスで自信が持てるようになったり、転職中に新たな自分の長所を発掘する可能性もあります。
兎にも角にも、まずは行動あるのみということですね。