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2021.06.16

転職するなら必読!「良い履歴書」と「NG履歴書」の常識&非常識

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転職するなら必読!「良い履歴書」と「NG履歴書」の常識&非常識

履歴書、それは誰しもが就職で一度通る道です。ですが、いざ転職しようと思い立った時、再びサラサラと履歴書が書けるでしょうか?おそらく多くの人はどうするべきかと頭を悩ませることかと思います。

今回はそんな方々の悩みに応えるべく、「良い履歴書」「NG履歴書」とは何か、重要なポイントや犯しがちなミスについて紹介していきます。

履歴書は第ゼロ印象!

履歴書・職務経歴書は面接以前に最初に企業があなたを認識する書類です。初対面の面接で第一印象が決まるとすれば、会う以前に見られる履歴書は第ゼロ印象と言ってもいいでしょう。

履歴書での印象が芳しくなければ、まず会ってもらうことすらかなわないということです。今後の印象への影響も含め、非常に重要性の高い書類だということを念頭におきましょう。
そんな履歴書を書く上で重要なポイントは大きく分けて2つ。

①文章がスマートかつ論理的にまとまっているか

②企業側が知りたい応募者の情報がしっかりと載せられているか

です。

手書きとパソコン、どちらにするべきか

履歴書を書く時まず悩むポイントとしては、やはり手書きにするか、パソコンで作成するか、という問題でしょう。

実は基本的に履歴書は手書きとパソコン作成どちらでも良いとされています。なので、特に理由がなければ自分がやりやすいと感じる方で作成しましょう。

ただし、例外的に秘書のような手書きの業務が含まれる職種の場合は手書きで作成すると、さり気ない自身のスキルアピールに繋がる可能性があります。

サイズやフォーマットについて

フォーマットに関しては基本的にビジネスシーンにおいてはA4のサイズが一般的です。当然企業側から指定があった場合は絶対遵守ですが、指定がないならA4サイズで作成するといいでしょう。

また、履歴書にはJIS規格という国が定めた形式が存在します。JIS規格はシンプルかつ無難ではありますが、初めての転職で使用する場合は、職歴の少なさも相まってかなり空欄が目立つ状態になってしまいます。

その場合、あえてJIS規格ではなく自己PRや趣味・特技の欄を幅広く取った履歴書フォーマットを使用することで見栄えが良くなるでしょう。

良い履歴書を作るためのポイント

・メールアドレスはPCで利用できるものを

転職でのメールアドレスには添付ファイル付きのメールが送信される可能性があります。そのことも考慮し、メールアドレスを記載する時はPC・スマホどちらでも使用できるメールを使用するといいでしょう。

また、0とoや1とlなどは誤読が多いので明確に書くようにし、うっかり企業からのメールが迷惑メールフォルダに入らないようにドメインの設定などもしっかり行います。
間違えやすそうな箇所は、メールアドレスの上にふりがなを振っておくといいでしょう。

・志望動機は端的に分かりやすく記載する

履歴書の志望動機欄は書けるスペースが少なく、伝えたいことを全て書こうとすると基本的に書ききれません。

加えて、中途採用の正社員転職では履歴書より職務経歴書の内容が基本的に重視されるので、詳しい志望動機は職務経歴書でしっかりと伝えればよいでしょう。履歴書での志望動機は、端的にわかりやすくまとめることを意識しましょう。

・本人希望記入欄にはあまり記載しない

本人希望記入欄に、どうしても譲れない条件などを書くことは悪くありません。しかし、希望の内容が多すぎると、企業を志望する理由が条件面だけであるように受け取られ、印象を下げてしまいます。

本人希望記入欄にはどうしても譲れない条件がある場合を除いては、基本的に「貴社規定に従います」とだけ記入するのがいいでしょう。

・顔写真は写真館で撮影する

顔写真は履歴書の印象を決める重要な要素です。大事な転職時にスピード写真などを用いるのは失敗する原因なので、写真館などできれいに撮影するようにしましょう。
写真館では、カメラマンが姿勢のゆがみや髪の乱れ、顔の角度などを直してくれるほか、志望業界別に背景色も選んでくれます。

他にも光の当て方で表情をいきいきとしたものに見せてくれたり、何枚も撮った中からベストな一枚を選定してくれるので安心です。

転職に望む場合、履歴書の他にも職務経歴書を作成する必要があります。ゆえに、作成時はこれら2つがセットの書類であると考え、合わせて読むことで採用担当者があなたのことを理解し、会ってみたいと思わせるように仕上げることが大切になります。

これらの記事がこれから転職を考えてる方々の参考になれば幸いですが、どうしても不安が残るという場合は、転職エージェントに履歴書を見せて添削を行ってもらうというのが確実な方法でしょう。

転職活動において、履歴書というのは自分の分身とも呼べる存在。くれぐれも妥協せず、納得のいくクオリティの書類が出来るようにがんばってみてください!